【BMJ】Three week versus six week immobilisation for stable Weber B type ankle fractures: randomised, multicentre, non-inferiority clinical trial
【BMJ】Three week versus six week immobilisation for stable Weber B type ankle fractures: randomised, multicentre, non-inferiority clinical trial
[目的]安定型ウェーバー分類B型足関節単独骨折患者において、3週間のギプスか装具固定による治療が従来の6週間のギプス固定による治療と比較して非劣性であることを決定する。
[方法]アウトカム評価の盲検化による無作為化非劣性試験
2012年12月22日から2016年6月6日の期間、フィンランドの主要な外傷センター2箇所で、16歳以上の骨格成熟したウェーバー分類B型腓骨骨折患者247例を対象に行った。
参加者を従来の6週間のギプス固定84例、3週間のギプス固定83例、3週間の装具固定80例に、無作為に分類した。
主要評価項目は12ヶ月時点でのOMAS(0-100点;高得点なほど良好な結果と少ない症状)とした。主要評価項目の劣性マージンは−8.8点とした。
副次評価項目は足首の機能、痛み、QOL、足首の動き、レントゲンの結果とした。
追跡評価は6週、12週、52週時点で行った。
[結果]247例中212例が治療を完遂した。52週時点での平均OMASは6週間のギプス固定群で87.6点(SD18.3)、3週間のギプス固定群で91.7点(SD12.9)、3週間の装具固定群で89.8点(SD18.4)だった。
52週時点における3週間のギプス固定群と6週間のギプス固定群の群間差は3.6点(95%CI;-1.9~9.1,p=0.20)であり、3週間の装具固定群と6週間のギプス固定群との群間差は1.7点((-0.4~7.3,p=0.56)であった。両群間の比較において、信頼区間は−8.8点の劣性マージンを含まなかった。
統計的に有意であったのは、3週間の装具固定群と6週間のギプス固定軍において、足首の底屈の僅かな改善と深部静脈血栓の発生率だった。
[結論]ウェーバー分類B型骨折単独患者における3週間のギプスないし装具固定による治療は、従来の6週間のギプス固定による治療に対し非劣性だった。
原文
※自分の論文リハビリ用練習なので、雑で間違ってる可能性が高いです。
あしからず。
専門外は苦手だなぁ。勉強しなきゃ。
今回これ読んで、「cast」がギプスなのも初めて知った。